『グレイテスト・ショーマン』

初星宴舞の感想を書こうとずっと思ってたんだけど、
あまりに良すぎて書くことがまったく思い浮かばなくなってしまった。
どこかでタイミングがあれば書きます。

本題ですが、ミュージカル映画好き、ヒュージャックマン好きとして、
外せない映画なので初日から足を運びました。

制作が決まったころから楽しみにしてた『ダークタワー』はなんだか
モチベーションがガッツリ下がってしまって見に行けていません。
レンタルで出たら借りてみようかな……。

ネタバレのある感想。

『グレイテスト・ショーマン』
エンターテインメント映画としては及第点の面白さがあります。
ナイーブな問題も綺麗に避けているし、ミュージカルパートは飽きられないように
数多くの工夫がされています。
この部分はまさにミュージカル映画の醍醐味なので、見ていて気持ちが良かったです。
若くて可愛いイメージのあったザックエフロンも貫禄が出ていて、
ヒュージャックマンと2人、バーで歌うシーンは鳥肌が立ちました。

ただ、先程も書いたとおり、この映画はナイーブな問題を上手く避けていて
全体的に綺麗なストーリーに仕上がっています。
それは画の作りなどを見ても感じ取れるのですが、
これがバーナムという男を画く点において、正解だったのかどうか。
というと若干の疑問があります。

果たして本当にバーナムには、
最初の時点から「特別な存在(劇中の表現を忘れた)」に対する理解があったのでしょうか。
映画の中では辛い時期にリンゴをもらったりと露骨なフォローが描かれていて、
作り手の主張はハッキリしています。

この辺りをマイルドに表現しているので、
後半の展開、感動が弱くなってる印象を受けます。
途中サーカスの仲間を避けたのも、偏見や差別からではないように感じ取れるので、
「アンタはお金儲けのために……」という台詞もあまりピンときません。

コメディで、大衆向けの作品であるのはわかっているのですが、
最初は、金儲に走っていて差別に気づいていない男と正直に描いていれば、
彼が変わったときに大きな感動があったような気がします。
(そうすると家族の絆のような展開が難しくなりますが……)

『キングスマン:ゴールデンサークル』

滅茶苦茶楽しみにしていたので、初日から映画館へ。
ネタバレあります。


『キングスマン:ゴールデンサークル』
キックアス2を他の監督に任せてつまらなくなったことに責任を感じ、
今回は自分で撮ると決意して挑んだってどこかで読んだけど……。
その心意気は心意気だけで終わってしまった気がする。

いや、決してつまらないわけじゃないけど
前作以上の驚きはなかったな、と。

コメディーに終始するのはいいんだけど、
展開のご都合がそれで許されるかと言えば違う気がする。
コリンファースの復活については映画的嘘でいいけど、
それなら他の部分(距離の移動、人物の動機や感情など)はもっとリアルに描くべきだと思う。
マシュー・ボーンはそういうところ上手だと思っていたんだけど、ちょっと見方が変わってしまう。
その辺りに付随して、いつもの音楽的センスも感じられなかった。

悪役であるポピーの描き方は面白かったと思うし、
前作の無料スマホに相当する部分が麻薬なのも面白いと思うけど、
あの症状のタイムリミットが、説明はあったにしろ実際は良く分からないので、
どれほどギリギリな状況なのか把握しづらいのは敗因だったかなと。

いろいろなことが重なって映画に入り込めないので、
アクションシーンもテンション上がらなくて辛かった。

少なくとも前作のアレ以上の何かは絶対に必要だったと思う。
ステイツマン、特にチャニングテイタムやジェフブリッジスを使って
もっと面白くできたはず!

と思ったらステイツマンを扱ったスピンオフの計画があるらしい。
あっ……なるほど……。
今後のことを考えた上での全力でない作品だったとしたらとても残念だ。

2017

今年もお疲れ様でした。

シンデレラのツアーに本気だしたくらいで、
他には別段面白いことするわけでもなく、粛々と過ごした1年でした。
まぁ、このぐらい特別なことがない年ってのも、
後々考えたら幸せだったと思えるんじゃないでしょうか。

来年は自分から能動的に動いて、楽しいことをしていきたい所存。
そう思えるようになっただけでも進歩だと思います。


ではみなさん、よいお年を!

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』

ネタバレに触れたくなかったので、初回から映画館へ。
観客も満員で、やっぱりSWの持つ力はすごいなぁと思い知らされた。

ネタバレのある感想

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』

良いところもそこそこあったけど、悪いところが目立ちすぎる映画だなぁという感想。
EP7で残された謎が全くといっていいほど回収されないのはいただけない。

ルークとレンとの関係性はなんとなくわかったけど、
スノークの素性や、どうやってレンをたぶらかしたのかを説明せずに退場させるのはどうなのか。
客が気になるのはそこだと思うんだが。
この辺りの話が何の進展もなく次回へ続くストレスはかなりのダメージだ。


SWらしくない(という言い方は余りしたくないけど)演出が多かったのも気になった箇所。
例えば、修行中のレイにルークが葉っぱを擦りつけるシーンのギャグや、
フォースでやり取りしすぎるレイとレン。
「服着てよ///」という台詞にも違和感がある。
まぁ新しい試みをして上手くいってるなら問題ないと思うんだけど、
この辺りについては作品の雰囲気を邪魔しているだけな気がした。

他に気になった部分はハイパースペースを使った自爆。
あれが可能ならデススターのときも同じような事が可能だったはずで、
宇宙での戦争が成立しなくなるのでは……。

あと、フォースを使ってレンの前に現れるルーク。
作品内での移動時間や方法を考えてああいう感じになったのかも知れないけど、
あそこを分身にする必要性はなんだったんだろうか。
ポーが「ルークが来たから他に出口があるはずだ!」
という理論も成立しなくなるし(なぜか結果的には道があったわけだが)。

カジノあたりの展開も謎で、脚本が十分に練られていない感じがある。
(ベニチオ・デル・トロの演技は良かった)

あとファズマちゃん辺りのやつはワザとやってるのか……。

単純にストーリーが面白ければ気にならない箇所もあると思うんだけど、
なんとも言えない部分が多くてどうにも気になってしまうんだよなぁ。

まだまだいろいろとツッコミたいところはあるけど、
ヨーダが出てきたシーンや、ルークが現れたところなんかは感動したので良かった。
なんだかんだでレンがただのクズ野郎だったのも好感度高い。
次回作で華々しく散って欲しい。

『ジャスティス・リーグ』

祝日の初回上映とあって、席はほぼ満席。
映画館にこんなに人が入ってるのを久々に見て楽しくなる。
まぁ、僕が人の多そうな日をできるだけ避けて映画館に行ってるからなんだけど。


『ジャスティス・リーグ』
前作BvSの続きとなるジャスティス・リーグ。
今までが手放しで面白いとは言えない出来だったんだけど、
今回の『ジャスティス・リーグ』はそこそこ面白い作品にはなっていたかなという感想です。

ただ、序盤のキャラクター説明のテンポが悪く
映画の世界観に入っていくのが非常に辛かった印象。

あの突飛なキャラクターたちが、このリアルな世界に存在することに
違和感を感じさせたら負けだと毎回思ってるんだけど、
単独映画で見事にクリアされていたワンダーウーマンを含め、
(あれは、第二次世界大戦を舞台にしていたこともあるけど)
どうしても変な感じになってしまっていた気がする。

もう一つは今作のキーである「マザーボックス」を巡るアレコレ。
両者ウン千年も期間があったにも関わらず、軽々敵にマザーボックスが奪われていく様とか
一度撃退されて恨みに恨んでいるはずなのに、完全に地球の人々を舐めている悪役とか。
この辺りは、もう少し見せ方を工夫できたんじゃないかとなぁという感じ。

悪いところを先に書いたけど、いいところも勿論あって、
今作のヒーローたちが協力して戦う感じは素晴らしかったと思う。
特に良かったのはフラッシュくんで、あの世界の中で絶妙なスパイスになっていたと思う。
(戦闘シーンがクイックシルバーで見たやつだ……ってなったのは残念だったけど
 そこは能力的に仕方ない気もする)

バットマンの明らかに他のヒーローに追っついてない感じとか、
スーパーマンの反則的な強さとかもとても良くて、見所はかなりあった。

ただ、最初に挙げた悪い部分が足をひっぱていて、
ストーリーに緩急がなく流れていくので、良くも悪くもない感じで終わってしまった気がする。

フラッシュの単独映画は楽しみなので
ドラマの方を見てみようかなという気になったのは大きな収穫だった。